月の満ち欠けが教えてくれる、女性の身体 vol.1
新年、あけましておめでとうございます!
フェムテックの発想から生まれた、女性のための快適で美しい機能的なアイテムを展開する「re:i not plus minus(レイ)」より、新しいコンテンツとして「月と女性の身体」に関するコラムを今後お届けします。
初回のvol.1のコラムでは、「月の満ち欠けと女性の身体の関連性」「占星術的視点でみた月について」というテーマから「月と女性の身体」についてを深掘り、vol.2以降からは毎月の新月満月に合わせた内容をお届けしていきますので、日々のライフスタイルや、身体のお悩みについて参考にしていただけると嬉しいです。
2025年も、みなさまが日々健康に過ごせることを願っています。
⚫︎月の満ち欠けと女性の身体の関連性
広い宇宙のなか、地球に一番近いところをまわり続けている月。
月のサイクルはおよそ29.5日とされ、これは新月、上弦の月、満月、下弦の月といった月の満ち欠けを繰り返す周期です。この周期は女性の月経周期(平均28日)や肌のターンオーバー(約28日周期)ともほぼ一致しています。この不思議な一致は、女性の身体が自然のリズムと調和していることを示しているのかもしれません。
現代社会のように時計やカレンダーなどの正確な時間を刻む道具がない時代、人々は月や太陽、夜空に浮かぶ星の位置を頼りに時間を過ごしていました。農作物の栽培や収穫も月のサイクルを目安に行われ、自然界におけるリズムの共通性を感じます。
例えば、新月には心身がリセットを求め、満月にはエネルギーが高まるとされるように、満ち欠けによるエネルギーの変化が女性の体調や感情に影響を与えることは、古来より多くの文化で信じられてきました。上弦の月では意欲や集中力が高まり、新たな挑戦が進みます。一方、下弦の月では心の整理や浄化が進み、次の新月に向けた準備が整うと考えられています。
こうした”月のサイクル”と”女性の身体”、そして女性の身体を構築する上で大切な”女性ホルモン”のバランスや感情の変化を比較すると、月のリズムが女性の身体や感情に影響を与え、自然と調和していることが見えてきます。
近年では”月美容”という言葉も生まれ、月のサイクルを基準にスキンケアや食生活を整えるライフスタイルが注目されています。新月にはデトックスを、満月にはエネルギー補充を意識するなど、月の動きを目安にすることで身体のケアがルーティーン化しやすくなり、自然と自分と向き合う時間に繋がると言われています。
⚫︎占星術的視点でみた月について
月はわたしたちの身体や感情に影響を与えるだけでなく、広大な宇宙とわたしたちを結びつける存在でもあります。
約2〜3日ごとに星座を移動し、1ヶ月で黄道12星座を巡る月は、毎月新月や満月を迎え、その時の月位置に対応する星座にちなんだテーマをもたらし、この月の動きが占星術的視点でみると、わたしたちの感情や行動に影響を与えると考えられています。例えば、新月が牡羊座で起こるときには、「新しい挑戦を始める」「情熱を持って行動する」など、スタートを切るエネルギーが高まるとされています。
古代から現代に至るまで、ギリシャ神話やローマ神話をはじめとするさまざまな文化の中で、占星術は宇宙からのサインを解読する術として親しまれてきました。それは、地球上の出来事や生命が天体の動きと深く結びついているという古代の知恵に基づいています。
そもそも占星術的視点でみた月とは、「潜在意識」や「本能的な感情」といった内面を象徴する天体であり、自分の月星座を知ることで「心地よさ」や「安心感の源」「生きづらさを解消するポイント」についても知ることができると言われています。例えば、月星座が牡羊座の人は行動を通じて安心感を得られるとされています。月星座の調べ方については、ネットで簡単に調べられるので、興味がある方はぜひチェックしてみてください。
そして、占星術においても月と女性の関連性は高く、人生の中で天体が特に影響を及ぼす時期を「年齢域」と呼び、月が象徴する時期(0〜7歳)は母親や養育者への依存が強く、「母性」の影響を最も受ける重要な時期です。
また、神話においても月は女性の象徴として語られ、ギリシャ神話の女神アルテミスは、月の周期や自然との調和を象徴し、独立心や自由を体現する存在とされています。一方、ローマ神話のディアナは、母性や直感を司る月の象徴として描かれています。
以上のことから、月と女性の身体は科学的にも占星術的にも深い関連があり、日々のスキンケアや食生活、感情のケアに役立てるヒントを多く含んでいます。
新しい年の始まりに、月と女性の身体が織りなす自然のリズムを意識し、自分をいたわる時間を作ってみませんか?
次回は1月29日(水)、水瓶座新月がもたらすテーマやエネルギーについてお届けします。どうぞお楽しみに!