月の満ち欠けが教えてくれる、女性の身体「獅子座満月」vol.3

2月も半ばを迎えましたが、まだまだ寒い日が続きますね。

みなさま、いかがお過ごしでしょうか?


フェムテックの発想から生まれた、女性のための快適で美しい機能的なアイテムを展開する「re:i not plus minus(レイ)」がお届けするコラム「月と女性の身体」。


今回のvol.3では、2025年2月12日(水)の22時53分に迎える「獅子座満月」をテーマに掘り下げていきます。初回のvol.1では、月の満ち欠けと女性の身体の関連性について触れているので、そちらもぜひご覧ください。


満月が女性の身体や感情に与える影響、そして獅子座のエネルギーを活かし、心身を整えるひとときを一緒に考えてみませんか?


⚫︎満月がもたらすエネルギーと女性の身体


満月とは、太陽と月が地球を挟んで正反対の位置にあり、月が太陽の光を全面に受けて輝く状態を指します。この時期、夜空に月が最も明るく満ちることから、「物事の完成」や「エネルギーのピーク」とされ、月のサイクルの中でも特に重要な節目といわれています。


女性の身体の月経周期は平均して約28日であり、このリズムが月のサイクル(約29.5日)と近いため、古くから月と女性の身体が共鳴すると考えられてきました。(※全ての人に当てはまるわけではありません)占星術の観点では、満月のタイミングで以下のような変化が起こりやすいと言われています:


・自律神経の乱れと感情の揺らぎ
(満月の光が強まることで交感神経が優位になりやすく、神経が興奮しやすくなる。寝つきが悪くなったり、気分のアップダウンが激しくなることも)


・水分バランスの乱れと、それに伴う頭痛や重だるさ
(満月の影響で体内の水分量が変化しやすく、むくみやすくなることで血流やリンパの流れが滞り、頭痛や体の重だるさを感じることがある)


・食欲の増加
(エネルギーがピークを迎えることで、体が栄養を求めやすくなる。特に甘いものや炭水化物を欲しやすくなる)


満月の際は、これらのエネルギーを活かし「達成」「感謝」「手放し」を意識するのがおすすめです。これまでの努力や積み重ねの結果が見えやすくなるタイミングでもあるため、自分が歩んできた道のりを振り返り「達成」を実感しやすい時期でもあります。自分自身や周りに「感謝」を向け、ここまで頑張ってきたことを認めることで、心が満たされやすくなるでしょう。


また、満月はエネルギーのピークを迎えた後、次の新月に向かって少しずつ欠けていくため「手放し」に適したタイミングでもあります。心や体に溜まった疲れや不要なものを手放すことで、新しいサイクルへとスムーズに移行しやすくなります。


さらに、満月のエネルギーを活かし、エネルギーの高いアイテムを取り入れるのもおすすめです。満月はエネルギーのピークを迎え、体が普段以上に栄養や活力を求めやすいタイミング。この時期に鉄分やマグネシウムを含む食品を摂取したり、温かいハーブティーやカカオで心を落ち着かせることで、内側からエネルギーチャージをするのも良いでしょう。 また、アロマオイルや背中のマッサージで緊張をほぐすことで、エネルギーの巡りをスムーズにするのも効果的です。


深呼吸やストレッチで心身をほぐし、塩風呂やハーブティーでデトックスを促すことで、次のステージへの準備が整います。満月のタイミングで意識することで、自然と心と体のバランスが整い、軽やかに次の流れへと乗ることができるでしょう。


⚫︎占星術的視点で見る獅子座について


太陽と月が地球を挟んで正反対に位置する満月では、その星座のエネルギーが最大限に高まり、わたしたちに強く影響を与えるとされています。


今回の満月は獅子座で起こり、獅子座は「自己表現」や「情熱」「創造性」を象徴する星座です。自分らしさを輝かせ、自信を持って行動するのにぴったりのタイミングと言えるでしょう。


獅子座は、黄道十二宮の5番目の星座で毎年7月23日頃から8月22日頃までを支配します。この期間は、自己表現や創造性を発揮し、自分の魅力を存分に活かすエネルギーが高まる時期です。占星術では、獅子座に以下のような特徴があります:


・火のエレメント(情熱や行動力を象徴する属性)
(牡羊座や射手座と同じく火のエレメントに属し、エネルギッシュで直感的な星座。自分の意思を大切にし、情熱を持って行動することを得意とする)


・固定宮(意志の強さと継続力を象徴するモード)
(固定宮は、安定感や持続力を象徴するモード。獅子座は一度決めたことを最後まで貫く強い意志を持ち、揺るがない信念を大切にする)


・太陽(獅子座を支配する天体)
(獅子座を支配するのは「生命力」や「自己表現」を象徴する太陽。太陽の影響を受けることで、獅子座は自分の存在を輝かせ、周囲にポジティブな影響を与える力を持つ)


これらの特性から、獅子座は「自分らしさ」や「創造性」を大切にし、周囲に対しても自信を持って自分を表現する力を備えている星座です。自分が主役となる場面を楽しみながら、情熱を持って行動し、人々を引っ張るカリスマ性も兼ね備えています。


自己表現が強い分、一見わがままに思われることもありますが、実は「人を楽しませる」「愛を表現する」ことを大切にする星座でもあります。周囲とともに楽しさや喜びを分かち合いたいという願いを持ち、人を惹きつける魅力を発揮することで、自然と人々の中心に立つことが多いのです。


⚫︎獅子座満月のテーマ


満月がもたらすエネルギーのピークに、獅子座の特性が重なる今回の満月は「自己表現」「情熱」「創造性」をテーマに、わたしたちが自分らしさを解放する力を与えてくれます。このタイミングは、これまで積み重ねてきたことを振り返り、自信を持って自分の魅力を表現する絶好の機会となるでしょう。


獅子座は「生命力の源」とも言われる太陽が支配する星座。2024年11月、冥王星が水瓶座へ移行し、本格的な風の時代がスタートした影響から、獅子座が象徴する「自分らしさ」、いわば「個の力」や「創造性」がこれからの時代においてさらに重要なテーマとなると考えられています。2043年まで続く冥王星水瓶座時代は、社会が大きく変わる中で、個人の情熱や表現力がより強く求められる時代です。


そのため、今回の獅子座満月は「自分自身の輝きを最大限に発揮」することを意識するのがおすすめです。獅子座が象徴する「自己表現」や「情熱」、そして「創造性(アートやエンターテインメント)」を大切にしながら生きることで、自分の人生を主体的に楽しみ、時代の変化の中でより自由に輝くヒントが見つかるかもしれません。


⚫︎獅子座が司る身体の部位


占星術では、各星座が特定の身体の部位を司るとされ、獅子座は心臓、背中、脊椎を象徴すると言われています。この時期は背中や胸を開くストレッチを取り入れ、姿勢を整えることが特におすすめです。深い呼吸を意識しながら体を動かすことで、心身が活性化し、エネルギーが巡りやすくなります。


背中や肩まわりの緊張をほぐすことで、心身のバランスが整いやすくなります。特に今の時期は寒さで体が縮こまりやすく、筋肉がこわばりやすいので、意識的にケアすることが大切です。セルフマッサージやストレッチポールを活用しながらケアをすることで、滞ったエネルギーの巡りがスムーズになり、リラックスしやすくなるでしょう。


⚫︎次の新月までの過ごし方


2月12日の獅子座満月から、下弦の月(2月21日)、次の新月(2月28日、魚座新月)までの期間は、以下のサイクルを意識することがおすすめです。



2月12日(水)〜2月21日(金):満月〜下弦の月

(満月のエネルギーがピークを迎えた後、次第に静まっていく時期。この期間は「手放し」と「整理」を意識し、心や身体に溜まった不要なものをリセットするのに適したタイミング。獅子座のエネルギーを活かし、自分の本音と向き合いながら、不要な思考や習慣を見直してみるのも良いでしょう。体を緩めるストレッチやセルフマッサージを取り入れ、心身のバランスを整えることを意識してみましょう。)


2月21日(金)〜2月28日(金):下弦の月〜新月

(この期間は、新月に向かってエネルギーが静まり、内側へ向かいやすくなる時期。魚座のエネルギーが高まり、「内省」や「直感」が強まるフェーズでもあります。新しいサイクルに向けて不要なものを手放し、リセットするのに適したタイミングでもあるでしょう。焦って行動するよりも、心の声に耳を傾け、自分の感覚を大切にする時間を持つことが重要です。静かな環境での瞑想や、感情を整理するための日記を書くのもおすすめです。)


月のサイクルは、わたしたちの心と体に静かな影響を与え続けています。今回の獅子座満月をきっかけに、自分自身のペースを大切にしながら、次の新月までの時間を楽しんでみてください。


次回は2月28日(金)、魚座新月がもたらすテーマやエネルギーについてお届けします。どうぞお楽しみに!