月の満ち欠けが教えてくれる、女性の身体「水瓶座新月」vol.2
新しい年が始まって、気づけばもう1ヶ月。
みなさま、この1月をどのようにお過ごしだったでしょうか。
フェムテックの発想から生まれた、女性のための快適で美しい機能的なアイテムを展開する「re:i not plus minus(レイ)」がお届けするコラム「月と女性の身体」。
前回のvol.1では、月の満ち欠けと女性の身体の関連性について触れましたが、今回のvol2では、2025年1月29日(水)の21時35分に迎える「水瓶座新月」をテーマに掘り下げていきます。
新月が女性の身体や感情に与える影響、そして水瓶座のエネルギーを活かし、心身を整えるひとときを一緒に考えてみませんか?
⚫︎新月がもたらすエネルギーと女性の身体
新月とは、太陽の光を反射させて輝く月が太陽と重なり、完全に影に隠れている状態を指します。この時期は夜空に月が見えなくなるため、「何もないところから新しいものが生まれる」「ゼロからのスタート」と考えられ、月のサイクルの最初のステージである新月は、わたしたちの心身にもリセットのエネルギーをもたらす特別な時間です。
女性の身体の月経周期は平均して約28日であり、このリズムが月のサイクル(約29.5日)と近いため、古くから月と女性の身体が共鳴すると考えられてきました。(※全ての人に当てはまるわけではありません)占星術の観点では、新月のタイミングで以下のような変化が起こりやすいと言われています:
・エネルギーの低下
(心身が静けさを求め、眠気や疲労感を感じやすくなる)
・デトックスが進む
(リセットの作用が強まり、むくみや胃腸の不調が現れやすい。体内の老廃物を排出し、次のサイクルに向けて準備をしているサイン)
新月の際は、これらのエネルギーを活かし「心身のリセット」「新しいスタート」を意識することがおすすめです。静かな環境での瞑想や深呼吸を行い、心を落ち着かせる時間を持つこと、デトックスを意識したスキンケア、軽いストレッチで体を整えることで、次のサイクルに向けた準備が整います。
新月のタイミングでこれらを取り入れると、日々のセルフケアが自然と習慣化しやすくなります。忙しい毎日の中でも、心身を整えることで、自分に優しく向き合う時間を大切にできるはずです。
⚫︎占星術的視点で見る水瓶座について
太陽と月が完全に重なる新月は、その時に位置する星座のエネルギーを吸収しやすく、その影響をわたしたちに強くもたらすとされています。
今回の新月は水瓶座で迎え、「個性」や「革新性」を象徴する星座です。新しい視点や可能性を切り開くのにぴったりのタイミングと言えるでしょう。
水瓶座は、黄道十二宮の11番目の星座で毎年1月20日頃から2月18日頃までを支配します。この期間は、個人の自由や未来志向、そして新しい価値観を築くエネルギーが強まる時期です。占星術では、水瓶座に以下のような特徴があります:
・風のエレメント(知性やコミュニケーションを象徴する属性)
(知性やコミュニケーション、自由な発想を象徴する風のエレメント。同じく風のエレメントに分類される双子座や天秤座と同様に、水瓶座も「情報を循環させ、新しいアイデアを生み出すこと」を得意とする)
・不動宮(安定感を持ちながら、自分のペースで物事を進める特性)
(不動宮は、安定感や持続力を象徴するモード。水瓶座は一度決めた目標や価値観を大切にしながらも、自分のペースで物事を進める特性を持つ)
・天王星
(水瓶座を支配する天王星は「革新」と「変化」を象徴する天体。この影響により、水瓶座は既存の枠組みを壊し、新しい価値を創造する力を与える)
これらの特性から、水瓶座は自分らしさや「個性」をとても重視し、他人の意見や常識に流されず、自分の価値観や考えをしっかり持ちながら行動するのが特徴です。未来志向のエネルギーを持つ星座なので、新しいテクノロジーや発想を活用し、固定概念に捉われず、より良い未来を築こうとします。
また、一見個性的に見えながらも、水瓶座は他者やコミュニティとの繋がりを大切にします。ただ自分だけの利益を追求するのではなく、周囲や社会全体に良い影響を与えたいという願いを持ち、調和の取れた人間関係を好みます。
⚫︎水瓶座新月のテーマ
新月がもたらすリセットのエネルギーに水瓶座の特性が重なる今回の新月は、「個性」「革新性」「未来志向」をテーマに、わたしたちに新しい可能性を切り開く力を与えてくれます。このタイミングは、自分自身の価値観を見直し、より自由で創造的な生き方に目を向ける絶好の機会となるでしょう。
また、水瓶座は「時代を象徴する星」とも言われる冥王星が現在位置する星座です。2024年11月20日、冥王星が本格的に水瓶座へ移行したことで、占星術界ではこれが「本格的な風の時代の到来」と捉えられ、冥王星水瓶座時代では、社会の中で個人の自由やテクノロジーがさらに発展し、新しい価値観が生まれる時期と言われています。この冥王星水瓶座時代は2043年まで続きます。
そのため、今回の水瓶座新月は、新たな時代の幕開けを象徴する特別なタイミングとも言えるでしょう。これからは水瓶座が象徴する「個性」や「自由」、そして「革新性(テクノロジー)」を意識しながら暮らすことで、時代の流れに調和し、生きやすくなるヒントが見つかるかもしれません。
⚫︎水瓶座が司る身体の部位
占星術では、各星座が特定の身体の部位を司るとされ、水瓶座は足首やふくらはぎ、さらに血液循環を象徴すると言われています。そのため、この時期には足首やふくらはぎを意識したセルフケアがおすすめです。軽いストレッチやマッサージで血流を促進し、むくみを解消することで、心身をすっきり整えることができます。
また、水瓶座の象徴である「革新性」を取り入れ、最新のガジェットやツールを活用したセルフケアを楽しむのも良いでしょう。例えば、マッサージガンで足首やふくらはぎをケアしたり、瞑想アプリを使ってリラックスすることで、効率的に心身を整えることができます。
⚫︎次の満月までの過ごし方
1月29日の水瓶座新月から、上弦の月(2月5日)、次の満月(2月12日、獅子座満月)までの期間は、以下のサイクルを意識することがおすすめです。
1月29日(水)〜2月5日(水):新月〜上弦の月
(この期間は、新月の「ゼロからのスタート」のエネルギーを活かして、新しい目標やアイデアを育てる時期。水瓶座の特性である「自由な発想」や「未来志向」を意識し、柔軟な考え方で物事を進めてみましょう。また、水瓶座が象徴する「革新性」を取り入れて、この機会にAIツールを使い始めるのもおすすめです。)
2月5日(水)〜2月12日(水):上弦の月〜満月
(月が満ちていくこの期間は、目標に向けて行動を本格化させるタイミング。上弦の月は、新月の意図を行動に移し、挑戦を始めるエネルギーが高まる時期と言われています。計画を実行に移し、積極的に行動することが大切です。)
月のサイクルは、わたしたちの心と体に静かな影響を与え続けています。今回の水瓶座新月をきっかけに、自分自身のペースを大切にしながら、次の満月までの時間を楽しんでみてください。
次回は2月12日(水)、獅子座満月がもたらすテーマやエネルギーについてお届けします。どうぞお楽しみに!